

きみづか縁 先生
声優、ナレーター、役者、歌手、ライアー奏者
約八年前―― 江ノ島の弁天様とのご縁をきっかけに、 古代の人々が用いていたとされる発声法と出会いました。
ゆるみ、呼吸し、チャクラと母音の響きを重ねることで、 声には自然と“波動”――目に見えぬ振動と響きが宿るようになりました。
それはまさに、一水空が大切にしている「呼吸」や「内なる響き」と、深く共鳴するもの。 初めて一水空に触れたとき、私はその静けさと気配の中に、 自分の声の原点を見たような気がしました。
2023年前から、ライアーの音色にのせてスピリチュアルな視点からみた日本の昔話を語り、一水空の数々の優雅な動きの中に、物語とシンクロする型があることで、自然と祈りのコラボが生まれました。 龍や鳳凰、山や風、森の精霊たち― 一水空のイメージ豊かな動きは、昔話の世界観と不思議なほど美しく響き合います。
一水空で心と体が整えられたあとには、 感性が澄みわたり、語りの世界にすっと入っていただけるように感じます。 呼吸の波長が動きとともに続いていくうちに、自然とリズムが調えられ、 物語と声が、より深く響くようになるのです。
一水空は、目に見えぬ世界と現実を結び、 “動き”を通して“祈り”や“物語”を紡ぐ、そんな新たな芸術のかたちを示してくれます。
この出会いに心から感謝しながら、 これからも物語と声、音、そして動きを通じて、 一水空の世界を伝えていけたらと思っています。